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Sakurai Academy

社会学演習

お知らせ
準備の都合から、社会学演習は2025年4月開講に変更します。


桜井アカデミーの講義科目はオンラインで行われますが、「社会学演習」は教室で対面式で行うもので、大学のゼミと同じ形式です。他の講義科目は1年に3学期あり、次の年には同じ内容の講義が行われますが、演習科目は毎回異なるテーマを取り上げます。

授業形式は大学のゼミと同様に、受講生は教科書の特定の範囲を担当して、その内容の要約と自分の見解と分析を、パワーポイントを用いて教室で発表します。1回の演習では2人が異なる範囲を担当します。授業は日本語で行います。


「社会学演習T」の会場は未定です。決まり次第、お知らせします。会場は東京の新宿か渋谷近辺の予定です。

「社会学演習T」は土曜日の15時から90分の予定です。

「社会学演習T」の申込期間は、2024年9月1日から9月30日までです。折り返し、銀行口座をお知らせしますので、受講料をお振込みください。

   科目名ののロゴは、PCではこのページの左側、スマートフォンではこのページの下にあります。

申込の時に、下記のアンケートにお答えくださると助かります。

1.年齢、2.性別、3.お住まいの都道府県名、4.この授業を視聴予定のデバイス(パソコン、タブレット、スマートフォン)。このアンケートは、授業内容の調整に使わせていただきます。


受講者は事前に上記の教科書の該当する部分をよく読んでおいてください。最初の授業は、私が解説します。

社会学演習T(2025年 第1学期)「社会学とは何か」

「社会学演習T」では、社会学の代表的な入門書3冊を講読し、社会学の考え方を説明します。聴講生は指定された範囲について研究発表を行い、その後で議論を行います。

教科書
ジグムント・バウマン Zygmunt Bauman and ティム・メイ Tim May著、奥井智之訳 2016『社会学の考え方(第2版)』ちくま学芸文庫

(桜井)
序章 社会学とは何か
第1章 自由と依存
第2章 わたしたちとかれら


第3章 コミュニティと組織
第4章 権力と選択


第5章 贈与と交換
第6章 身体の諸相


第7章 秩序と混乱
第8章 自然と文化


第9章 テクノロジーとライフスタイル
第10章 社会学的思考

見田宗介 2005『社会学入門』岩波新書


序章 越境する知ー社会学の門
1.鏡の中の現代社会
2.〈魔のない世界〉ー「近代社会」の比較社会学


3.夢の時代と虚構の時代ー現代日本の感覚の歴史
4.愛の変容/自我の変容ー現代日本の感覚変容


5.二千年の黙示録ー現代世界の困難と課題
6.現代社会はどこに向かうかー高原の見晴らしを切り開くこと
補.交響圏とルール圏ー〈自由な社会〉の骨格構成

盛山和夫 2011『社会学とは何かー意味世界への探求』ミネルヴァ書房


第1章 意味世界としての社会的世界
第2章 社会はいかにして可能か


第3章 秩序問題という問い
第4章 事実性と規範性
第5章 ミクロ−マクロ生成論の試みと挫折


第6章 階級と権力の意味的秩序
第7章 社会システムは存在するか
第8章 経験主義と外的視点の限界


第9章 規範的社会理論への展望
第10章 共同性の学としての社会学


社会学演習U(2025年 第2学期)「社会学の古典を読む」

教科書
マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫
エミール・デュルケム『社会学的方法の規準』岩波文庫
カール・マルクス『ドイツ・イデオロギー』あるいは『共産党宣言』


社会学演習V(2025年 第1学期)「大衆社会論」

オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』
デイヴィット・リースマン『孤独な群衆』
カール・マンハイム『保守主義的思考』


社会学演習W(2025年 第2学期)「フランクフルト学派」

ユルゲン・ハバーマス『公共性の構造転換』
テオドール・アドルノ、マックス・ホルクハイマー『孤独な群衆』
エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』


社会学演習X(2025年 第3学期)「ポストモダンの思想」

ジャン・ボードリヤール『消費社会の神話と構造』
ミシェル・フーコー『性の歴史T』
ジャン=フランソワ・リオタール『ポストモダンの条件』


社会学演習Y(2026年 第1学期)「Anthony Giddensの社会学」

『社会学の新しい方法規準』
『社会の構成』
『社会理論の現代像』


社会学演習Z(2026年第2学期)「Pierre Bourdieuの社会学」

ブルデュー『ディスタンクシオンT』
ブルデュー『資本主義のハビトゥス』
ブルデュー、ヴァカン『リフレクシヴ・ソシオロジーへの招待』


社会学演習[(2026年 第3学期)「象徴的相互作用論」

ゴフマン『行為と演技』あるいは『日常生活における自己呈示』
ガーフィンケル『エスノメソドロジー』
ミード『精神・自我・社会』


社会学演習\(2027年 第1学期)「現象学的社会学」

バーガー、ルックマン『日常世界の構成』
バーガー『聖なる天蓋』
シュッツ、ルックマン『生活世界の構造』



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